マンションやアパートなどの共用住宅で入居者同士のトラブルになることは少なくありません。昨今ニュースで報道されることも多く、酷い時には殺人事件に発展するケースもあり、家主さんの心配事は増えるばかりですね。
トラブルを起こしやすい入居者の見極め方をお教えいたします。


1.保証人をつけることが出来ない。
賃貸の部屋に入居したい場合に保証人をつけれない方が多いです。昨今では、賃貸保証会社の導入で保証人がつけれない人の場合でも、お部屋を借りる事が出来るようになってきました。
しかし、借りる事とトラブルは別物の話です。弊社の管理物件に入居されている方でも、入居者間のトラブルを起こすのは決まって保証人の居ない方です。


2.日本語がわからない・外国人
日本語の分からない人や外国人などは日本人と文化が違うため、トラブルになりやすいです。
生活騒音(歩く音・話し声等)の基準は人それぞれ違うものですが、文化の違う人たちは知らずに大きな音を出してしまう傾向にあります。ゴミの捨て方でのトラブルなども起こりやすくなります。


3.生活保護受給者
生活保護を受給している人には大きく分けて2種類います。本当に生活保護を受けなければ生活できない人。と働くのが嫌で生活保護受けている人。
前者の場合には、入居されても隣人トラブル等を起こす方は少ないです。ですが、後者の場合は本当に質が悪いです。家賃の支払をせず、ギャンブルをしていたり、夜中に友人たちとどんちゃん騒ぎし、騒音トラブルを引き起こす。
書面上で見極めることは難しいので、直接会って話をするなどして、リスクを軽減する様にしましょう。


4.精神疾患者
生活保護を受給している人の中には精神疾患による方もいます。あまり多くないのですが、このような方の行動は理解し兼ねる事が多く、隣人トラブルが起こりやすいです。
弊社管理物件でも、隣人の部屋を訪問し、罵倒するというトラブルが起こったこともあります。被害にあわれた方が真摯な対応をしてくれたので、それ以降トラブルなく生活していただいているようですが、困った事例の1つで御座います。


5.仕事をしていない。
仕事をして居ない若い方。には注意が必要です。このような方の部屋には友人が訪れ騒ぐことが多いです。特に夜中に騒ぐことが多く、騒音トラブルを起こしやすいです。警察にお世話になる事もあり、他入居者が退去したい。と申し出たりと悪影響を及ぼすことが懸念されます。


上記のタイプの方には注意が必要です。一概に該当する訳ではありませんが、このような方の入居をお考えの際は、面談するなど、対策をする必要があるでしょう。